はじめまして、石田と申します。
普段はハープセンターで、主にハープの調整やメンテナンスを行っております。
振り返れば入社以来、数えきれない程たくさんのハープに触れてまいりました。ひと口に”ハープ”と言えど、1台1台に個性があり、ハープの奥深さを実感する日々です。
モットーは「ハープユーザーに喜んでいただくこと」。みなさまにご満足いただけるよう、お客様とハープに真摯に向き合ってまいりますので、どうぞよろしくお願いします。
と、自己紹介はこの辺にして…早速みなさまを笑顔にする(?)耳よりなお知らせです。
12月8日から銀座十字屋で2023年最後の「中古ハープフェア」を開催します。そこで、この記事では中古ハープが店頭に並ぶまでの工程を、ほんの少しお見せします。
工程は主に2つ。「クリーニング」と「調整」です。
今回は、この2つの工程をレバーハープで簡単にご紹介します!
※画像をクリックすると拡大表示されます。
工程その① クリーニング
「チューニングピン」、「レバー」、「ボディ全体」に分けてクリーニングを行います。
弊社では、弦を外して普段は磨くことのできない部分まで一つ一つ手作業で磨き上げます。
工程その② 調整
レバーハープの場合「レバーの固さ」「レバーのポジション」「音程」を中心に調整します。
中でも「レバーのポジション調整」は重要で、経年により移動したレバーをそのままにしておくと、雑音の原因や、弦や楽器を傷つける恐れがあります。そのため、出品前に一つひとつ慎重にレバーの位置に調整します。
これ以外にもハープの状態により細かい作業や調整を行います。最後は複数のスタッフで全体チェックを行い、ようやく店頭に並びます。
いかがでしたか?
12月8日(金)からスタートする「中古ハープフェア2023」では、本日ご紹介したハープに加え、過去最大級の豪華ラインナップで開催しますので、ぜひご来場ください。
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