「フランス近代歌曲の父」とも呼ばれる作曲家。パリ音楽院に学び、ローマ大賞受賞。1859年のオペラ「ファウスト」が有名で、ハープも同曲で起用される。後半生においては、バッハの「平均律クラヴィーア曲集」第1巻第1曲の前奏曲に旋律をかぶせた「アヴェ・マリア」や、後に映画監督アルフレッド・ヒッチコックのテレビ・シリーズでテーマ音楽に用いられて有名になった「操り人形の葬送行進曲」などを作曲した。