ハープ人名事典

エイトル・ヴィラ=ロボス

ブラジルの作曲家。独学で作曲を勉強し、クラシックの技法にブラジル独自の音楽観を取り入れた作風で知られる。ヴィラ=ロボスは、南米のみならず、20世紀を代表する作曲家の一人であり、多作家としても知られ、その夥しい作品数は20世紀最大とも言われる。苦学・放浪しながら、パリへ留学。帰国後は、リオ・デ・ジャネイロの音楽院の院長に就任し、ブラジルの音楽水準向上に寄与した。ハープの作品としては、「ハープ協奏曲」と「ギター、フルート、オーボエ、サクソフォン、チェレスタ、ハープのための神秘的六重奏曲」などがある。

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