ハープ人名事典

ブランディー・ヤンガー

アメリカ・NY生まれのジャズ・ハープ奏者。1960年代にドロシー・アシュビ―、アリス・コルトレーンといった女流ジャズ・ハープ奏者が活躍したあと、久しく絶えていた系譜を復活させた。クラシック・ハープを学びながら、同時にヒップホップやR&Bを聴いて育った。コネティカットで教育を受けた後、専らニューヨークのジャズ・シーンを本拠に活躍してきた。亡くなったアリス・コルトレーンの追悼コンサートで、子息ラヴィ・コルトレーンから、母のためにハープを弾いてくれと依頼があり、それを機にNYジャズのメイン・シーンへ躍り出た。ソロ・デビュー・アルバム「Wax&Wane」を引っ提げて、日本でもブルーノート東京でライブ・デビューを果たしている。

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