イタリアの作曲家、音楽学者、指揮者。ボローニャ出身。1913年からローマに出て教育者としても活動した。1908年までは演奏家、とりわけヴァイオリン奏者やヴィオラ奏者として活動していた際、ロシアに渡りニコライ・リムスキー=コルサコフと出逢って5ヶ月におよぶ指導を受けて、その精緻な管弦楽法に強い影響を受けた。その後、作曲家に転向した。近代イタリア音楽における器楽曲の指導的な開拓者の一人である。ハープのパートは、交響詩「ローマの松」より第3曲目「ジャニコロの松」にある。