ハープ人名事典

ジャック・イベール

1910年パリ音楽院の演劇科に入学し、後に作曲科に転向した。音楽院の途中で第一次世界大戦のために海軍士官として従軍し、終戦後に復学して1919年に「詩人と妖精」でローマ大賞を受賞した。無類の努力家でいろいろな分野に優れた作品を残し、その高潔な人物像と相俟って多くの支持を集めた。娘がハーピストであったために「トリオ」、「フルートとハープのための間奏曲」といった佳曲を残している。

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