ロシアの作曲家。ペテルブルク・マリンスキー劇場のバス歌手の息子として生まれた。1869年にペテルブルク音楽院に入学。1902年からリムスキー=コルサコフに作曲法と管弦楽法を師事。バレエ音楽の大家であり、「火の鳥」「ペトルーシカ」「春の祭典」という三大バレエ音楽を書いている。1939年にハーバード大学での講義の依頼を受け渡米、その後はアメリカ西海岸で永住している。ハープでは、「火の鳥」の序曲、「オルフェウス」に登場するほか、最近では新鋭サーシャ・ボルダチョフがしばしば「ペトルーシカ」を、ソロもしくはデュオにおける十八番として演奏している。