こんにちは。銀座十字屋ハープ&フルートサロンの鈴木泰志(やすし)です。
交代でスタッフブログを…ということになりまして、ハープに関して知っていること・知らないことを書いていこうかと思います。
初回は≪ハープの種類≫について。
ハープの分類方法はたくさんあるのですが、今回はわかりやすく「音を変える仕組み」でお話します。銀座十字屋で取り扱っているハープは大きく①ペダルハープと②レバーハープの2種類に分けられます。
①ペダルハープ
最大47本の弦をペダルを踏み変えて音を変化させます。楽器のベース部分左足側に3つ、右足側に4つ合計7個のペダルがそれぞれド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シに対応していて、下段・中段・上段の踏み変えでシャープ・ナチュラル・フラットそれぞれの音を出すことが出来ます。
ペダルハープの中でもフルコンサートグランドハープとセミコンサートグランドハープに分かれます。
フルコンサートグランドハープは高さ180cmを超え、共鳴胴も大型のものが多いです。
セミコンサートグランドハープは46弦以下の物もあり、コンパクトで軽量なモデルです。
②レバーハープ
弦1本1本についているレバーを操作して音を変えます。レバーを上げるか下げるかなので、1つの弦で出せる音は基準音か半音高い音の2種類です。
十字屋で取り扱っているレバーハープは25弦~41弦までで、34弦がベーシックな物とされています。弦の数によってサイズが変わり、特に25弦の小型のレバーハープは「ラップハープ」とも呼ばれていて膝の上に乗せて演奏します。
レバーハープは呼び方がたくさんあります。
「アイリッシュハープ」「ケルティックハープ」「ノンペダルハープ」…
このあたりは正直曖昧なところもあるので、また別の記事でまとめていこうかと思います。
今回は大まかなハープの種類に触れてみました。同じペダルハープ・レバーハープの中でも細かな違いがたくさんあります。
今後も深い話、浅めの話と続けていきますのでお付き合いください。