ハープ人名事典

ピョートル・チャイコフスキー

ロシアを代表する偉大な作曲家。作品は多岐にわたるが、とりわけ後期の交響曲・バレエ音楽・協奏曲などが愛好されている。偉業が称えられ、ロシアでは数々の音楽学校や楽団、コンクールなどにチャイコフスキーの名がつけられている。世界的な権威を誇り、世界3大コンクールのひとつ国際コンクールや、12年間にわたり彼が教鞭をとったモスクワ音楽院は、「チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院」と改名されている。ハープでは、「白鳥の湖」「眠りの森の美女」「くるみ割り人形~花のワルツ」「ロミオとジュリエットで使用され、いずれもハーピストたちの垂涎の的である。

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