ハープ人名事典

アンナ=マリア・ヴノポルスカ=ディーン

ブルガリアのハープ奏者。アメリカに移住して、インディアナ大学で、スーザン・マクドナルドに師事。1992年にカーネギー・ホールのリサイタル・ホールでニューヨークデビューした。1992年、ブルガリアアメリカン大学の創設者の一人となった。その大学で、彼女はハープやピアノの理論及び実践の授業を受け持っていた。2008年、彼女の生徒たちは、バルカン半島で初めて、チャイコフスキーの「四季」のフルバージョンを演奏した。語り草になっている演奏の最も有名なものの1つは、2002年にジュネーヴで開催された第8回世界ハープ会議でのものである。ここで彼女は、左手の部分麻痺に苦しんでいたにも関わらず、6台のハープのアンサンブルのトップと独奏を見事に務めた。

もどる