故郷のロシアを離れ、現在はスイスを拠点に世界中で精力的にウクライナ支援を始めたアレクサンダー(サーシャ)・ボルダチョフが、先日ロサンジェルスでウクライナ人音楽家へのチャリティー・コンサートを行った際、日本のTVニュース番組の「日テレNEWS」の取材を受けた模様が放送された。取材でサーシャは、「いまは板挟みの状態です。ロシア人からは裏切り者と罵られ、ヨーロッパでは私がロシア人ということで演奏をさせてもらえないこともある」と、自身の偽らざる立場を明かしたが、一方で「ロシア政府とロシア人は別なんだということを分かってもらいたい」と、少しでもロシア人のイメージが向上するようにと、今後もウクライナ支援を続けていく意向を明らかにした。(NNNより画面キャプチャー)